『大人が知らない携帯サイトの世界』

ようやく読了。先週は飲み会が多くずいぶんとかかってしまった。
目次
第1章 インターネットに存在する「2つの世界」
第2章 PCからは得られない「携帯サイト文化」
第3章 ケータイ世代の「コミュニティ・スタイル」
第4章 インターネットの「世代間格差」
第5章 「ケータイ世代」がネット文化を席巻する日
携帯電話の世界については知らないことが多くて啓蒙されたのだが、こうした世代論と言うのは、今現在社会を動かしている世代の安心感を得るためのように思う。
私たちの世代が社会に出たときには、「新人類」というレッテルを貼られたが、そういうわれわれが今度は追われる立場になってうまくコミュニケーションできない事が多い次世代やまたその次の世代に何らかのレッテルを与えている。そのレッテルによって、わかったような気になり安心する。
本当の彼らのインサイトの理解には、そのレッテルは邪魔になるかもしれない。
まさに息子たちの世代なのだが、わからない部分はそのままでも、違うことを認め合いながら仲良くやっていければそれはそれで良いような気もする。Agree to disagreetでもいうのでしょうか。
こりゃあ、外国人とのコミュニケーションにも似ているな。