読書メモ

福岡伸一生物と無生物のあいだ

生物とは自己複製を行なうシステムである。

ルドルフ・シェーンハイマー「生命は動的な平衡状態にある」
ウイルスは生物と無生物のあいだをたゆたう何者かである
ウイルスは生物か?
アンサングヒーロー(unsung hero)
ふるまい behavior
オズワルド・セオドア・エイブリー
DNAとたんぱく質の違い
シャルガフのパズル
PCRマシン
ポスドク
ロザリンド・フランクリン
ウイルキンズ
物理学者エルヴィン・シュレーディンガー『生命とは何か?(What is Life?)』
「われわれの身体は原子に比べてずっと大きくなければならない」
エントロピー増大の法則
ルドルフ・シェーンハイマー 重窒素
ダイナミックな流れ The dynamic state of body constituents
「生命とは代謝の持続的変化であり、この変化こそが生命の真の姿である」
エントロピー増大の法則に抗う唯一の方法は、システムの耐久性と構造を強化することではなく、むしろその仕組み自体を流れの中に置くこと
Dynamic equilibrium
生命とは動的平衡にある流れである
内部の内部は外部である
ES細胞



河合隼雄『働きざかりの心理学』
自分がつき合いに精力を費やしている最大の理由は、自分の自信のなさにある
劣等感とのつき合い方
「協調」と「妥協」の差
まかせるほうが自分でやるより「仕事」は増大する
Aさんがどれほどの仕事をしているかを、子供たちは見ることができない
思春期と思秋期
独立と依存とは反対のことではなく、むしろ共存するものだ
いじめっ子、いじめられっ子
アニマとアニムス
われわれは自分の経験しなかったことを超克することなど、決してできない
場の論理→KY?
われわれは今まで無意識に生きてきた母なるものに意識的に直面しなければならないのに対して、彼ら(アメリカ人)は今まで無意識に切りすててきた母なるものを意識化するべきことを問題としている

(これちょっとわからない)
自己嫌悪
明恵上人「十三歳にして老いたり」
家出と児童文学
上野瞭『もしもし、こちらオオカミ』
カニグズバーグ『クローディアの秘密』
天の父・土の父
いかに老いるか
文化にあまり変化がないとき、老人は知者として尊敬される。しかし、そこに急激な「進歩」が生じるとき、老人は、むしろ進歩から取り残されたものとして、見捨てられてしまう
「人生の後半」の意味の重要性
人間は必ず死ぬのであってみれば、人間はすべて進行の遅い癌になっているようなものである